Pedaltrain Metro 16は小型ボードの定番候補|サイズ選びから電源固定まで迷わず整えられる!

Pedaltrain Metro 16は小型ボードの定番候補|サイズ選びから電源固定まで迷わず整えられる!
Pedaltrain Metro 16は小型ボードの定番候補|サイズ選びから電源固定まで迷わず整えられる!
楽器・機材・グッズ

Pedaltrain Metro 16が気になっていても、実際に何台のエフェクターを載せられるのか、手持ちのペダルが収まるのか、パワーサプライを裏側へ固定できるのかまで判断するのは簡単ではありません。

メーカーが案内する搭載目安は約5〜7台ですが、同じ台数でもコンパクトペダルだけで組む場合と、大型のプリアンプやマルチエフェクターを含める場合では必要な面積が大きく変わるため、台数だけで購入を決めると配置に失敗する可能性があります。

一方で、横幅40.6cm、奥行き20.3cmというサイズは、自宅練習から小規模なライブまで使える必要最小限のシステムを作りやすく、ボード本体も約580gと軽いため、電車移動やスタジオ通いで荷物を増やしたくないギタリストには魅力的です。

ここでは公式仕様を基準に、実際のサイズ感、組みやすいエフェクター構成、レイアウトの決め方、電源の選び方、ソフトケースとハードケースの違い、Nano+やMetro 20との比較まで整理し、自分の機材に合うかを具体的に判断できるようにします。

Pedaltrain Metro 16は小型ボードの定番候補

Pedaltrain Metro 16は、持ち運びやすい小型サイズでありながら、横一列だけではなく前後にペダルを配置できる3レール構造を採用しているため、コンパクトなメインボードを作りたい人に適しています。

ただし、傾斜のない低いフレームなので、大型電源を何も考えずに裏面へ収納できるモデルではなく、購入前にはペダルの幅だけでなく、ジャック位置、プラグの出っ張り、電源本体の厚さまで確認することが重要です。

長所と制約の両方を理解したうえで選べば、必要な音だけを持ち歩ける機動力の高いボードになり、自宅での片付けやリハーサル前後の配線にもかかる手間を減らせます。

基本仕様

メーカー公式のMetro 16仕様では、ボード本体の寸法は横40.6cm、奥行き20.3cm、高さ3.5cmで、重量は約580gと案内されており、一般的なハードケース型エフェクターボードより軽量に仕上げられています。

日本国内向けの製品情報では、3本のレールを備えた傾斜なしのフレームで、ソフトケース付属モデルには約122cmの面ファスナーと結束バンドが含まれ、購入後すぐに基本的な固定作業を始められる構成です。

確認項目 公表内容
横幅 40.6cm
奥行き 20.3cm
高さ 3.5cm
本体重量 約580g
レール数 3本
傾斜 なし
搭載目安 約5〜7台

本体の外形だけを見ると小さく感じますが、奥行きが約20cmあるため、標準的なコンパクトペダルなら前後二段に分けて置きやすく、横一列型の小型ボードよりレイアウトの自由度があります。

ただし、公表寸法はペダルを置ける完全な平面の寸法を意味するものではなく、レール間の隙間やペダル側のゴム足、ケーブルの曲げ幅も関係するため、実際に使える面積は配置方法によって変わります。

仕様表だけで適合を断定せず、手持ち機材を床に並べて40.6cm×20.3cmの枠を作り、プラグを挿した状態で収まるかを試すと、購入後の想定違いを避けやすくなります。

サイズ感

Metro 16の特徴は、横幅を抑えながら奥行きを確保した形状にあり、チューナー、歪み、モジュレーション、空間系といった基本的な役割を一枚へ集約しやすい点です。

横幅40.6cmは一般的なコンパクトペダルを横に四台前後並べられる長さですが、側面ジャックのペダルではパッチケーブルのプラグが左右へ張り出すため、筐体幅の合計だけで計算すると収まらない場合があります。

  • 標準サイズ中心なら5〜7台が目安
  • ミニペダル中心なら台数を増やしやすい
  • 大型ペダルを含むと3〜5台程度になる
  • 横向き配置で隙間を活用できる
  • 上面ジャックは省スペースに有利

奥行き20.3cmは前後二段の配置に向きますが、縦に長いワウペダルやボリュームペダルを載せると他のペダルへ使える面積が急に減るため、足元操作のしやすさまで含めて検討しなければなりません。

スイッチャーや大型マルチエフェクターを中央へ置く構成も可能ですが、残った細い空間へ小型ペダルを収める設計になるので、頻繁にシステムを入れ替える人は余白の多い上位サイズのほうが扱いやすくなります。

小さいこと自体を目的にするのではなく、ライブや練習で本当に使う機材を選び、その機材が無理なく操作できる最小サイズとしてMetro 16を選ぶ考え方が適切です。

搭載台数

公式情報で示される約5〜7台という搭載目安は、一般的なコンパクトエフェクターを基準にした参考値であり、すべての組み合わせで七台を載せられることを保証する数字ではありません。

BOSSに代表される標準的な大きさのペダルだけで組む場合は、前列と後列へ分けることで五台程度を無理なく配置しやすく、プラグの小さいパッチケーブルを使えば六台前後まで検討できます。

ミニサイズのチューナーやブースターを組み合わせれば空間を節約できますが、筐体が小さいほどフットスイッチ同士の距離も狭くなり、演奏中に隣のスイッチを踏むリスクが高くなる点には注意が必要です。

反対に、StrymonやUniversal Audio系のような横幅のあるペダル、二連フットスイッチのディレイ、大型プリアンプを含めると、台数が四台程度でもボードが埋まることがあり、台数より実寸を優先して考える必要があります。

さらに、電源を表面へ置く場合はペダル一台分に近い面積を消費するため、七台を載せたい人ほど薄型電源の裏面設置や、アダプターからの給電を含めた電源計画が重要になります。

将来一台だけ増やす可能性が高い場合は、購入時点で隙間なく埋めるのではなく、横幅5〜7cm程度の予備スペースを残せるかを確認すると、短期間でボードを買い替える失敗を防げます。

3レール構造

Metroシリーズは三本のアルミレールで構成され、ペダルを面ファスナーで固定しながら、レールの隙間へ電源ケーブルやパッチケーブルを通せるため、表面をすっきり見せやすい設計です。

平らな板へペダルを並べるタイプと違い、ケーブルをボード下へ逃がせるので、フットスイッチ周辺に配線が集中しにくく、踏み替えの際に靴先がコードへ触れるトラブルも抑えられます。

一方で、ペダル底面の面ファスナーがレールへ十分に接触しない置き方をすると固定力が下がるため、小型ペダルをレール間の隙間へまたがせる場合は接触面積を確認する必要があります。

特に縦寸法の短いミニペダルや、底面に大きな電池ボックスの蓋がある製品は、面ファスナーを貼れる範囲が限られるので、ペダルの位置を数ミリ動かして二本のレールへ確実に接触させる工夫が有効です。

ケーブルを裏側へ通す際も、強く引っ張った状態で結束するとプラグやジャックへ常時負荷がかかるため、少し余裕を持たせ、ペダルを外すときに無理なく抜ける経路を作ります。

見た目の整然さだけを優先して配線を締め込みすぎず、信号線と電源線を交換できる余白を残すことが、長く使いやすいボードへ仕上げるポイントです。

携帯性

ボード本体が約580gと軽いため、五台前後のコンパクトペダルを載せてもシステム全体の重量を抑えやすく、ギターを背負って電車や徒歩で移動するプレイヤーに向いています。

日本国内向けソフトケース付属モデルの公表値では、ボードを含む総重量が約980gとされているため、ケースだけで数kgになる大型ボードに比べ、スタジオへ持ち出す心理的な負担も小さくなります。

外寸も一般的なビジネスバッグに近い横幅なので、車の荷室ではアンプやギターケースの隙間へ置きやすく、自宅では机の下や棚の一段へ収納しやすいことも利点です。

ただし、軽いボードでも搭載するペダルや電源が増えれば総重量は数kgになるため、肩掛けで長距離を歩く人は、ケースのストラップ幅や肩当ての位置まで確認しておくと快適性が変わります。

ソフトケースのポケットへ電源アダプター、予備ケーブル、工具をすべて詰めると片側だけが重くなりやすいので、ギターケース側へ分散するなど、持ち運び時の重量バランスも考える必要があります。

携帯性を最大限に生かすには、使う可能性が低いペダルまで載せず、一つのペダルへ複数の役割を持たせるなど、ボード全体を必要最小限に保つことが効果的です。

フレームの安定性

Pedaltrainのフレームは軽量なアルミニウムを溶接して作られており、可動するヒンジや高さ調整機構を持たないシンプルな構造なので、持ち運びと踏み込みを繰り返す用途でも部品の緩みが起きにくいことが特徴です。

Metro 16は傾斜のない低い形状のため、前列のペダルを踏んだときにボードが大きく傾きにくく、床へ置いた状態で自然に操作しやすい反面、後列のスイッチは前列より踏みにくく感じる場合があります。

背の高いペダルを前列へ置くと後列のスイッチを踏む際に靴が接触しやすいため、常時オンのペダルや演奏中に触らない機材を後方へ置き、頻繁に切り替えるペダルを前方へ集める配置が基本です。

後列の操作性を高めたい場合は市販のペダルライザーを使う方法がありますが、追加した高さによってケースの蓋へノブが当たる可能性があるので、収納時の内寸も同時に確認します。

床が滑りやすいスタジオではボードごと前へ動くことがあるため、底面のゴム足の状態を定期的に確認し、必要に応じて滑り止めマットを併用すると演奏中の安定感を保てます。

頑丈なフレームでもペダルの固定が弱ければ運搬時に機材が外れるので、本体の強度だけで安心せず、面ファスナーの接着状態や結束バンドの緩みも定期的に点検することが大切です。

電源スペース

Metro 16は高さ3.5cmのフラットボードなので、傾斜型のClassicシリーズのように大きなパワーサプライを裏側へ余裕を持って収められる構造ではありません。

メーカーのマウンティングキット互換表でも、Metro 16は一般的なTrue Fit Mounting Kitなどの対象外とされているため、純正ブラケットを購入すればどの電源でも固定できると考えないことが重要です。

薄型パワーサプライであれば裏面へ収まる可能性がありますが、本体の厚さだけでなく、DCケーブルを挿したときのプラグ高、AC入力端子の向き、スイッチや表示部へアクセスできるかまで確認しなければなりません。

電源が物理的に入っても床との隙間がほとんどない状態では、ケーブルが床へ押し付けられたり、固定用面ファスナーの厚みでボードが浮いたりするため、数値上ぎりぎりの組み合わせは避けるほうが安全です。

裏面へ収まらない場合は、電源を表面へ載せる、外部アダプターを使う、ゴム足を変更して高さを増やすなどの選択肢がありますが、改造は安定性や保証へ影響する可能性を考慮して自己責任で行います。

電源をすでに所有している人はボードを先に買うのではなく、電源を接続した実寸を測り、販売店へ相談するか、実機を置ける店舗で干渉の有無を確認する方法が確実です。

ケースの選択

Metro 16にはソフトケース付属モデル、ハードケース付属モデル、ケースなしのボード単体があり、移動手段や機材を扱う環境に合わせて選べます。

ソフトケースは軽量で肩に掛けやすく、自分で機材を持ち運ぶスタジオ練習や近距離のライブに適していますが、強い圧力や落下から守る能力はハードケースほど高くありません。

選択肢 向く使い方 注意点
ソフトケース 徒歩や電車移動 圧迫を避ける
ハードケース 車載や頻繁な運搬 重量が増える
ケースなし 自宅や据え置き 別途保護が必要

公式仕様ではソフトケースのメイン収納部内寸が約41cm×20cm×7.5cm、ハードケース内寸が約41.2cm×21.5cm×12cmとされ、背の高いノブやライザーを使う場合はハードケースのほうが高さに余裕があります。

一方で、ハードケース自体の公表重量は約2.08kgなので、軽さを重視してMetro 16を選んでもケースによって運搬重量が大きく増え、徒歩移動では長所を感じにくくなる可能性があります。

機材車へ他の荷物と重ねて積む人や、運搬を第三者へ任せる人はハードケース、自分だけで管理して肩に掛けて移動する人はソフトケースという選び方が分かりやすい基準です。

ケースなしを選ぶ場合も、ノブやジャックを保護しないまま持ち歩くのは避け、寸法の合うバッグを用意するか、自宅専用の据え置きボードとして使うことを前提にします。

限られた面積を生かすレイアウト術

Metro 16を快適に使えるかどうかは、ペダルの台数よりも、信号の流れ、フットスイッチの操作頻度、ジャックの位置を考えて配置できるかで決まります。

最初から面ファスナーを貼って固定すると、配線後にプラグが干渉したり、後列のスイッチを踏めなかったりするため、まずは実際のケーブルを接続した仮配置を作ることが大切です。

数cmの空きがあっても機材を追加せず、靴先を入れる空間やケーブル交換の余白として残すことで、見た目だけでなく演奏中にも扱いやすいボードになります。

配置を決める順番

配置は信号順だけを基準にするのではなく、サイズが大きいペダルと演奏中に頻繁に踏むペダルを先に置き、残った空間へ小型ペダルを組み込む方法が効率的です。

特にディレイのタップテンポ、ルーパーの録音スイッチ、曲中で切り替えるブースターは足を正確に置ける前列へ配置し、常時オンのバッファーやプリアンプは後列でも問題ありません。

  • 大型ペダルを先に置く
  • 頻繁に踏む機材を前列にする
  • 上面ジャックを隙間へ寄せる
  • 信号線の交差を減らす
  • 電源端子へ手が届くようにする
  • 最後に予備スペースを確認する

信号順と物理的な並びが一致しない場合は長さの異なるパッチケーブルで対応できますが、必要以上に長いケーブルを裏面へ束ねるとノイズ原因の特定や交換作業が難しくなります。

ワウやボリュームペダルは足全体を動かすため、他のフットスイッチとの間隔が狭いMetro 16へ無理に載せず、ボードの横へ単体で置く方法も実用的です。

最終的には立った姿勢で全スイッチを踏み、ノブへ靴が当たらないか、プラグを蹴らないかを確認してから固定すると、机上では気づきにくい操作上の問題を見つけられます。

構成例

Metro 16は五台前後の役割が明確なペダルで組むと余白を確保しやすく、アンプの歪みを中心にする構成から空間系を重視する構成まで幅広く対応できます。

以下の例は搭載を保証するものではありませんが、ボードへ持たせる役割を考える際の出発点として利用でき、同じ役割をマルチ機能ペダルへ統合すればさらに省スペース化できます。

用途 構成の例
基本セット チューナー・OD・歪み・コーラス・ディレイ
アンプ活用 チューナー・ブースター・EQ・ディレイ・リバーブ
直録り チューナー・歪み・プリアンプ・空間系・IR
ベース チューナー・コンプ・歪み・プリアンプ・DI
省スペース チューナー・複合歪み・マルチ・外部スイッチ

歪みを二台使う場合は横幅を消費しやすいため、二種類のゲインを切り替えられる二連ペダルを一台使うと、パッチケーブルも一本減らせます。

ディレイとリバーブを個別に置く構成は操作しやすい一方で面積を使うので、空間系の細かな調整を頻繁に行わない人は複合ペダルへまとめる方法も有効です。

アンプシミュレーターやIRローダーを含む直録り構成では、オーディオ出力、ヘッドホン端子、USB端子へ接続できる向きを確保し、ボード端へ端子を寄せると準備を短縮できます。

どの構成でも、使用頻度の低いエフェクトを一台追加するより、チューナーや電源を確実に使える余白を確保したほうが、ライブ現場での信頼性は高まります。

固定方法

付属する面ファスナーを使う場合は、ペダル底面のほこりや油分を落とし、完全に乾かしてから貼ることで接着剤の性能を発揮しやすくなります。

ゴム足が付いたままだと面ファスナーがレールへ接触しない場合がありますが、ゴム足を外すと中古売却時の価値やメーカー保証に影響する可能性があるため、取り外した部品は保管しておきます。

シリアル番号や電池ボックスを面ファスナーで覆うと、電池交換や修理依頼の際に剥がす必要が生じるので、必要な表示と蓋を避けて短く切り分ける方法が扱いやすいです。

固定後はボードを垂直に持ち上げ、各ペダルがずれないかを床に近い位置で確認し、不安定な機材には面ファスナーを追加するか結束バンドを補助的に使います。

結束バンドは締めすぎると筐体やスイッチを圧迫し、裏側ではケーブル被覆へ食い込むことがあるため、機材を固定する用途と配線を整理する用途を分けて適度な強さにします。

数カ月使用すると接着面へ熱やほこりの影響が出ることがあるので、ライブ前にはペダルを軽く揺らし、浮きや剥がれがないかを確認すると運搬中の脱落を防げます。

パワーサプライを無理なく組み込む方法

Metro 16で最も迷いやすいのがパワーサプライの設置であり、薄型ボードの裏面へ何を固定できるかは、電源本体の寸法だけでは判断できません。

電源出力の数、各端子の供給電流、デジタルペダルへの対応、AC入力の向き、固定具を含めた厚さを確認し、裏面設置が難しい場合は表面設置も含めて比較する必要があります。

無理に裏へ隠すより、安全に接続できて故障時に交換しやすいことを優先したほうが、ノイズや接触不良を減らし、現場で復旧しやすいシステムになります。

裏面設置の条件

裏面へ電源を置く場合は、電源本体、固定材、プラグの三つを合わせた高さが床との隙間へ収まり、ボードを置いたときにどの部分も床へ接触しないことが最低条件です。

スペック表に記載された電源の高さが3cm未満でも、面ファスナーや取付金具によって数mm増え、L字プラグの曲がり始めがフレームへ当たることもあるため、余裕を持った設計が必要です。

確認箇所 見る内容
電源の厚さ 固定材を含める
DC出力 プラグの差し込み方向
AC入力 ケーブルの曲げ幅
固定方法 対応金具の有無
床との間隔 接触しない余裕
操作部分 スイッチへ届くか

メーカーの電源設置に関する案内では、NanoやMetroのようなフラットモデルには低背電源が適する一方、大型電源は表面へ置く方法も示されています。

CIOKS DC7やTruetone 1 SPOT Pro CS6などはMetroシリーズで候補に挙がりやすい薄型電源ですが、製品の世代、固定方法、使用するケーブルによって条件が変わるため、名称だけで適合を断定してはいけません。

ボードをかさ上げする改造は選択肢になりますが、ゴム足の接着強度や四隅の高さがそろっていないと踏み込んだ際に揺れるため、安易な応急処置より販売店へ相談するほうが安心です。

裏面設置にこだわる場合は、ボードと電源を同時に購入できる店舗で現物を合わせ、すべてのケーブルを接続した状態で床との隙間を確認する方法が最も確実です。

出力を選ぶ基準

パワーサプライは端子数がペダル台数以上であることに加え、各ペダルが必要とする電圧、極性、消費電流へ対応しているかを一台ずつ確認して選びます。

特にデジタルディレイ、リバーブ、マルチエフェクターはアナログ歪みより大きな電流を必要とする場合があり、端子数が足りていても一口あたりの供給能力が不足する可能性があります。

  • 必要な電圧を合わせる
  • センターマイナスか確認する
  • 消費電流以上を確保する
  • 絶縁出力の有無を見る
  • 将来用の空き端子を残す
  • 付属ケーブルの長さを確認する

一般的な9Vセンターマイナス以外の機材へ誤った電圧や極性を接続すると故障につながるため、ペダル本体や取扱説明書の表示を確認し、推測でつながないことが重要です。

一つの出力を分岐するデイジーチェーンは省スペースですが、組み合わせによってノイズが増えることがあるので、デジタル機器や高ゲインペダルは独立した絶縁出力へ接続すると問題を切り分けやすくなります。

現在五台だから五口の電源を選ぶのではなく、消費電流に余裕のある出力を一つか二つ残しておけば、ペダルを追加したときにパワーサプライごと交換せずに済みます。

出力性能だけでなく、本体サイズと端子位置がMetro 16の裏面へ適するかを同時に見なければならないため、電源を先に決めてからボードのレイアウトを完成させる順番が合理的です。

ノイズ対策

ボードを組んだ直後にノイズが発生した場合は、すべての原因を一度に探すのではなく、ギターとアンプを直接つないだ状態からペダルを一台ずつ追加して発生箇所を絞り込みます。

電源線と長い信号線を同じ束へ密着させると環境によってノイズを拾うことがあるため、可能な範囲で経路を分け、交差させる場合は平行に長く並べないようにします。

パッチケーブルは短ければよいとは限らず、強く引っ張ってジャックへ横方向の力がかかる長さでは接触不良が起きやすいので、少し余裕を持って自然に曲がる製品を選びます。

高ゲインの歪みを複数重ねる構成では、正常な機材でもヒスノイズが増えるため、電源の故障と決めつけず、ゲイン設定やペダルの順序を一台ずつ確認することが必要です。

ACアダプターや電源タップをケース内へ入れたまま通電すると放熱を妨げる可能性があるので、使用時はケースから取り出し、濡れた床や飲み物の近くを避けて設置します。

ライブ用ボードでは予備の短いパッチケーブルと電源ケーブルを用意し、どの端子へ何を接続しているかを写真に残しておくと、暗いステージでも短時間で交換できます。

Nano+やMetro 20との違いを見極める

Pedaltrainの小型モデルを選ぶ際は、横一列で薄く持ち運べるNano+、奥行きのあるMetro 16、横幅に余裕を持たせたMetro 20の三つが比較候補になりやすいです。

どれが優れているかではなく、ペダルを前後に置きたいか、大型ペダルを含めるか、今後の追加予定があるかによって適したモデルが変わります。

現時点の機材が収まるだけでなく、ケースの形、電源の置き方、ライブ中の踏みやすさまで含めて比較すると、買い替えの少ない選択ができます。

サイズ比較

Nano+は横幅45.7cm、奥行き12.7cmの二レール型で、Metro 16より横に約5cm長い一方、奥行きが約7.6cm浅いため、基本的にはない選択ができます。

サイズ比較

Nano+は横幅45.7cm、奥行き12.7横一列の配置へ向いています。

Metro 20は奥行きと高さがMetro 16と同じで、横幅が50.8cmまで広がり、重量も約760gに収まるため、二台程度の追加余地を確保したい人には有力です。

モデル 寸法 重量 特徴
Nano+ 45.7×12.7×3.5cm 約300g 横一列向け
Metro 16 40.6×20.3×3.5cm 約580g 小型二段配置
Metro 20 50.8×20.3×3.5cm 約760g 追加余地あり

細身のコンパクトペダルを四台程度並べるだけならNano+のほうが軽く、すべてのスイッチを一列で踏めるため、操作性も分かりやすくなります。

大型ペダルと小型ペダルを混在させたい場合や、常時オンの機材を後列へ逃がしたい場合は、奥行きのあるMetro 16のほうが形の異なる機材を組み合わせやすくなります。

現在の配置でMetro 16が完全に埋まり、半年以内に一台増やす可能性があるなら、横幅が約10cm広いMetro 20を選ぶほうが、ケーブルの余白と踏み間違いを防ぐ間隔を確保できます。

ただし、大きなボードを選ぶと空いた場所を埋めるために不要なペダルを増やしやすいので、システムを小さく保つことを重視する人にはMetro 16の制限が利点になります。

向いている人

Metro 16は、エフェクターを無制限に増やすのではなく、自分に必要な音を五台前後へ絞り、毎回同じ状態で素早く準備したい人に向いています。

自宅では机や棚へ収納し、週末にはスタジオへ持ち出すような使い方なら、軽い本体とコンパクトなケースによって片付けと移動の負担を抑えられます。

  • 五台前後で基本音を作る人
  • 電車や徒歩で移動する人
  • 前後二段に配置したい人
  • 大型ペダルを一台だけ使う人
  • 自宅収納を省スペース化したい人
  • サブボードを作りたい人

アンプのチャンネル切り替えを中心にし、チューナー、ブースター、モジュレーション、ディレイ程度を補助的に使う構成なら、Metro 16の面積を無理なく生かせます。

大型ボードを所有している人が、セッションや小規模ライブ用のサブボードを作る用途にも適しており、必要なペダルだけ移し替えることで運搬量を減らせます。

宅録ではプリアンプやアンプシミュレーターを中心に、少数の歪みと空間系を組み合わせることで、机の下へ収納できる常設システムを作りやすくなります。

機材を減らす過程そのものを楽しみ、限られた面積で役割を重複させずに組みたい人にとっては、Metro 16のサイズ制限が音作りを整理するきっかけになります。

向いていない人

大型のスイッチャー、ワウ、ボリュームペダル、複数の二連ペダルをすべて一枚へ載せたい人には、Metro 16では面積と操作間隔が不足する可能性が高くなります。

ペダルを頻繁に購入して入れ替える人も、毎回レイアウトとケーブル長を調整する必要があるため、余白のあるMetro 20やさらに大きな傾斜型ボードのほうが扱いやすい場合があります。

すでに厚みのある大型パワーサプライを所有し、必ずボード裏へ固定したい人は、電源の買い替えやフレームのかさ上げが必要になる可能性を踏まえて選ばなければなりません。

後列のスイッチを頻繁に踏む演奏スタイルでは、フラット構造によって前列のペダルが邪魔になることがあるため、傾斜型ボードやスイッチャーを使う構成も比較対象になります。

購入時によくある失敗は、ペダル本体の幅だけを足して収まると判断し、側面プラグ、電源端子、ノブの保護、足を置く間隔を計算に入れないことです。

もう一つの失敗は、現在の五台を隙間なく載せたあとすぐに六台目が必要となり、ケーブルや電源を買い直したうえで大きなボードへ移行することなので、追加予定が明確なら最初から一段上を選ぶほうが経済的です。

小さく強いボードを完成させるために

まとめ
まとめ

Pedaltrain Metro 16は、横40.6cm、奥行き20.3cmの3レール構造と約580gの軽いフレームを備え、標準的なコンパクトペダルを約5〜7台に絞って持ち運びたい人に適したモデルです。

選ぶ際は公表されている搭載台数だけを見ず、すべてのペダルへパッチケーブルと電源ケーブルを接続した状態で40.6cm×20.3cmの枠へ並べ、フットスイッチを踏む空間と将来の追加余地まで確認してください。

特にパワーサプライの裏面設置は、電源本体の厚さだけでなく、固定材、DCプラグ、AC入力、床との隙間を含めて判断し、適合を確認できない場合は表面設置や販売店での実機確認を優先することが安全です。

レイアウトを事前に試す際は、メーカーが案内するPedalboard Plannerも参考になりますが、最終判断では実物のプラグやケーブルの張り出しを測り、数cmの余白を残すことが欠かせません。

Nano+より前後配置の自由度があり、Metro 20よりコンパクトに収められるため、必要な音を厳選したメインボードや持ち出し用サブボードを作るなら、サイズと機動力のバランスに優れた候補になります。

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